青い猫
中国語の講義の際に面白いと思った話があるので記事にすることにした。
あたりまえのことだが、中国語には漢字しかない。
そのため、外国の言葉を中国に入れるためには、漢字に変えないといけない。
漢字に変える際に、音から漢字をあてる音訳と意味から漢字をあてる意訳がある。
日本にはとても有名なハイスペックな青い猫が出てくるアニメがある。
大分前から中国にも輸入されて、もちろん中国語翻訳されている。
中国語では
- 小叮当
- 机器猫
- 哆啦A梦
と呼ばれるらしい。
1、2は意訳である。
1はドラえもんがつけている鈴からの命名で、2は機械+猫という意味である。
3は音訳で、duō lā A mèng と比較的日本名と近い音になっている。Aだけアルファベットが使われているのは、どうしてもその音に似た発音がなかったためらしい。
他に意訳の例を挙げると、
热狗
がある。
热は日本語の漢字の熱が簡略化されたもの、狗は簡体字での犬という意味である。
ホットドッグ
そのまんまである。
音訳の例としては
汉堡包
ピンインは hàn bǎo bāo となる。
ハンバオバオでなんとなくハンバーグっぽい。
結構適当な決め方なのだろうか。
中国語を学習し始めてまだ日が浅いが、やっぱり中国語は日本人が学習するのに有利な言語だと思う。
発音さえどうにかなれば、あとはなんとなく意味が予想できるものも多いし、最悪筆談で対応可能だとも思う。
といってもその発音が一番の難点なのだが。
夏休み中にHSKの3級を受けてみようと思う。
これからも引き続き中国語の勉強をしよう。